LipoTEST 検査結果選択 パターン2:VLDL増加型
(インスリン抵抗性型)

VLDL↑

鑑別診断・治療指針

■脂質プロファイルの特徴

VLDL中性脂肪 高値

■鑑別診断、併発・原疾患が疑われる疾患

糖尿病※
膵炎(二次的?)
肝臓への脂質蓄積(二次的?)
高齢/背側の皮脂線炎
■治療指針
*原疾患がある場合、その治療を行う。

●脂質代謝改善
・食事の変更:低脂肪食への変更

・治療薬の選択肢
クリノフィブラート:リポクリン 200mg錠 ウルソ併用
フェノフィブラート:リピディル80mg錠
エラスターゼ:エラスチーム錠(1,800U)
胆泥 (-)の場合腸溶錠なので粉砕は避けること。胆泥 (+)の場合はフィブラート


●肝疾患対策:
・肝酵素値が高ければ、分岐鎖アミノ酸(BCAA)、亜鉛製剤の追加投与。胆泥蓄積のモニター必要。

・ Ca結石症の併発を監視

・BTR(総分岐鎖アミノ酸/チロシン モル比)が低ければ分岐鎖アミノ酸の補給


●再検査の目安
1~2ヵ月後LipoTEST再検査:臨床症状と結果に応じて治療の見直しを行う。

・LipoTESTを活用した脂質異常症診療フローこちらを参照ください。

注意・免責事項:
※インスリン注射でコントロール中の糖尿病症例に脂質代謝改善治療を導入した場合相乗効果でインスリンが効きすぎて1週間以内に急激な低血糖が起こる可能性があります。安定するまでは症状の観察と厳密な血糖モニターが必要になります。ご注意ください。

*当サイトを参考にした獣医師の裁量による治療や薬剤処方には、十分なインフォームド・コンセントと慎重なモニタリングが必要です。当社は、お客様又は第三者に発生したいかなる損害または損失に対して、一切責任を負いません。

■パターン2のCase Report
Case 10 投薬と低脂肪食の選別により、脂質代謝異常とシュウ酸カルシウム結晶尿を管理中のミニチュア・シュナウザー
Case 13 脂質代謝異常症の治療にフェノフィブラート系薬剤を使用した猫の1例
Case 14 脂質代謝改善薬の導入により高ALPと臨床症状が改善されたの4例

その他の検査結果

参考情報

脂質代謝異常症の診療フロー

院内検査で血中脂質(T-Cho、TG)に異常が確認された際、その後LipoTESTを活用して診療を進める際のフローです

関連薬剤・検査

各疾患の推奨検査と治療例や脂質異常症を改善する薬剤がわかります

LipoTEST Webサイト

LipoTESTの検査内容の解説、学術情報、獣医師の声など掲載しています。

LipoTEST CaseReport

LipoTESTを活用して脂質異常症を改善した症例の情報を掲載しています。

このWebサイトは、弊社のリポタンパク質・脂質詳細検査「LipoTEST」の結果フォローのため、獣医師への情報提供を目的としております。